SoftPhone 注 旧版につき全面的に改訂予定
Skype,Gizmo について
現在一番普及しているSoftPhoneSystemはSkypeですが、これは閉じたシステムであり、オープンなSipPhoneではありません、これに替わるものとして注目されているSipPhoneSystemにGizmoProjectがあります
、これ等と連携する使い方についてまず簡単に紹介します。
Gizmoとの接続テスト順序
1)Gizmo To 内線Sip ネット上のGizmo端末より ID:terucollabo をコールしてください、Asterisk稼動時は1010に接続されデモメッセージが聞けます、以降メッセージに従ってDialPad(DTMF)を利用して内線接続してください。
2) 内線Sip To Gizmo 交換台(9)呼び出し後、DialPadを使ってGizumo識別番号(43)に続き相手のSipNO 1-***-***-****をコールしてください、相手に接続します、またGizmo Calloutが使用出来れば任意の外線(PSTN)番号へ接続できるはずです。
Skypeとの接続テスト順序
1)Skype To Sip ネット上の任意のSkype端末よりID:terucollaboをコールしてください、Asterisk稼動時は1000に接続されデモメッセージが聞けます、引き続きDialPad(DTMF)にて内線接続が出来ます。
2)Sip To Skype 91をコールしてください、Be音を確認、IDを押ボタンすればSkype音声テスト用 Echo123等に接続します、またSkypeOutが使用出来れば任意の外線(PSTN)番号へ接続できるはずです。
注:内線番号等の委細についてはここをご覧ください。
次に一般的なSoftPhone,接続可能なHardPhone(電話機)について説明します。
SoftPhoneの例
Xten-Lite Counter Path,Inc
の製品です、MultiPlatformSopport のSIP softphone として多くの実績を持っています。X-PROとX-Lite(FREE)の2種類があります,後者は無料DownLoad可能です。
次により歴史の古いSoftPhoneにはMicrosoftWindowsに付属したMessenger(SIP対応)及びNetmeeting(H323対応)があります、これ以外にも各種ありますが
それなりの業界標準としての地位は揺るぎそうにありません。
Messenger VS Netmeeting
Messengerの出現に伴いTerucollaboとしてもこれをどう扱うべきか、試行錯誤してき
たわけですがそろそろ公開サイト上でも意見開陳するべきと考えています。即ち
1.NetmeetingはMicrosoftが数年に渡り普及努力をした割には(特に日本、及び一
般消費者)殆ど使われなかった。理由としては
1)インフラ未整備(特にブロードバンド)で音声品質等が貧弱であった。
2)使用法が難しく(設定オプション等)一般消費者等から敬遠された。
3)普及する上で必要なServerサービスが育たなかった(特に日本)、、と言ったこ
とが挙げられます。
これに対して
2.Messengerは機能的にはNetmeetingと殆ど変らないにも拘わらず、
1)出現が偶々インフラ(定額ブロードバンド)が急速に整備された時期と一致し
た。
2)プレセンス機能を表面にだした操作方法(GUI)が整備され一般利用者からみるとずっと簡
単且つ親しみやすくなった。
MSNがVoIP電話の普及に合わせWinXPとともに宣伝を努め
ることによりかなりの普及が見込まれる状況です。
MicrosoftのNetmeeting→Messenger移行方針からいっても今後はMessengerに比重が
移ることは間違いないと思われる。
3.然らばNetmeetingの活躍の場はないのでしょうか?
1)Messengerの欠点はServer(SIP対応)が必須であることにある、当然これは現状では
MicroSoftServerに限定されNet上の多数派サーバであるUnix系サーバを考えると
急速にはServerサービス(例:PSTN、PBX GatewayService)が育たない可能性も高く、この点Client上の有力な PtoP アプリとしても依然Netmeetingの存在理由は残ると考えます。
2)実績あるNetmeetingはカスタマイズ用のツールを始め海外を中心に多くのServer
サービスがあります、MessengerはMicrosoftRTC(RealTimeCommunications)がこれ
からと言うこともあり自己開発を含め今後を待たねばならない、、と言うこともあり
Terucollaboとしても当分は推移を見つつながらNetmeetingの看板を下ろす必要はない、、と考え今後とも両者並存の具体的な途を探って提案していきたいと考えます。 HardPhoneの例
いわゆる電話機ですが3−4種類の接続形態、電話機があります。
1)標準型の従来型公衆(私設)網用アナログ電話機 局(PBX)接続された従来型固定電話機または携帯電話機をAsteriskPBXに接続、IP網に接続します。
2)IP網直接接続用にはアダプタ(Gateway)経由の標準型の公衆網用アナログ電話機がそのまま使えます、アダプタにはルータ組込み型と単独型(ルータ接続型)があり、事業者提供サービスに組み込まれる場合が殆んどで、標準化が完全でない今それが欠点かもしれません。新しい機能としては Caller ID、、があります。
3)Ethernet電話機 、LAN(Ethernet)接続 SIPまたはH323 対応電話機です。
代表的なものにGrandStream BudgeTone-100 seriesがあります、価格もアナログ電話機に比べやや高価です。
4)PCcard型 PCをアナログ電話機用アダプタ(Gateway)として使用する為のPC内蔵型Gateway(NIC)を使用したケースです。
代表的なものにQuicknet LineJack/PhoneJack があります,
音声品質等がPCに左右される欠点もあるようです。
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